第4回目のブログ「無垢板って何ですか?その2」
100年以上続く材木店、合資会社大藤材木店の六代目のこざわです。
第4回目のブログです!
今回のテーマは
「無垢板ってどうやって出来ているの??その2」です。
前回のその1では、
競り市で仕入れて来た丸太の話をしました。
今日は、いよいよ その丸太から
どうやって「無垢板」を作っているの?です!
大藤材木店には「製材機」というものがあります。
これが製材機です!
製造元の「大井製作所」さんのHPから引用させて頂きます。
観覧車のわっかみたいな所に、巨大な輪になったのこぎりの様な歯を巻き付けてあります。
わっかが、ぐるぐると回転することによって、丸太を裁断するのです。
大きな丸太は、もちろん人の手によっては持てないので「送材車」という台車に丸太をのせて、歯の所まで動かします。
下に電車の線路のように、レールは引いてあり、
その上を「送材車」が前進むことによって丸太をスライスしていくのです。
丸太を水平にスライスしていくイメージですよ!
ちょうど 丸太のようなロールケーキの写真がありましたのでご覧ください!
赤いたて線の1のところを一度ノコが通ると、丸太のこわがカット。
たて線2本目の赤線をノコを通すと、この厚さの無垢板が出来るのです。
このような断面となります(けやきの板)
よく見る「板目」の状態です。
あと、方向を逆からカットすると柾目(まさめ)という木目になります。
それぞれ特性があって、また詳しく書きますが・・
表札などは、この柾目を利用することが多いですね。
無垢板の両脇を同じようにカットすると、木の皮や丸さが取れて四角い板になります。
そして、スライスしただけの板がテーブルやカウンター、看板などに使われる凸凹した形状のものになります。
耳付きとか、皮付きとか 言われて、
この所、人気のある 無垢板テーブルや、カウンター、看板などに
使われるのです。
店に並んでいる 無垢板たち。。ほんの一部です(笑)
丸太から仕入れて、製材機にかけてカットするまで
どんな木目が出てくるかは、お楽しみであり
がっかりの時もあるようです。
ただ、残念ながら「製材機」は、父が亡くなった事により
操作する人がいなくなりました。
この大きな「製材機」で、細い棒を尖らせて 測量杭(そくりょうくい)を
作ったりもしていました。
まだ、一部の在庫はありますが もう在庫が底を尽きそうです。
先日、杭を買いに来て下さった、現場監督さんが
「大藤さんの杭じゃないと困るんだよね、地面への入りが全然違うんだわ」
とおっしゃって下さいました。
似たような杭は、ホームセンターにも売っているのですが。
でも、残念ながら父の作った測量杭もこれにて終了となります。
(既製品を仕入れる事も出来ますが・・それでは意味がないのかと)
それでも、父が丸太より製材した 無垢板・柱などなど
山のように倉庫にあります!
木が大好きだった父の秘蔵の銘木も(笑)
大藤材木店のInstagram(インスタグラム)も、開設したので
そろそろ、そちらにも 秘蔵の材木たちをアップしていければと思っております。
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