第3回目のブログ「無垢板ってどうやって出来ているの?その1」
100年以上続く材木店、合資会社大藤材木店のこざわです。
第3回目のブログです!
今回のテーマは
「無垢板ってどうやって出来ているの??」です。
大藤材木店にある無垢板の数々。
多くの無垢板は、丸太の状態で仕入れていました。
材木店でありながら、製材業もしていまして
木材の仕入れ(競り)の権利を持っており
奈良の吉野、愛知の足助(豊田)などの市へ仕入れに行っていました。
父は車(特に速い車・・スカイラインとか乗っていました)が好きで
ドライブがてら出掛けて行ったのを覚えています。
競り市では、原木丸太(山から切り出した木)を実際に目で見て
予想の値段(入札)を入れて、丸太を競り落とします。
このような丸太を断面や皮の状態を見て選ぶのです。
(この状態で良い材木を判断するのは難しいそうです)
そして、入札できた丸太が大藤材木店へトラックで運ばれてくるのです。
このようなトラックが来てくれて丸太を次々に降ろしてくれます。
どうですか、運転手さんが荷台についているアーム付きのクレーンで
器用に丸太をつかんで、搬入していきます。
あまりに凄かったので、動画で撮っておきました。
そして、丸太の仕入れは年中行っているわけではありません。
父が言っていたのが「丸太の仕入れは寒いときに限る」です。
というのも、夏場などの熱い時期の木は締まりが悪いとか
水分を多く含んでいるのだということでした。
昔は、丸太は船で運ばれてきていました。
この写真が、大藤材木店の現在の場所で
明治45年と記載されています。
もちろん、まだ堤防もなく、材木も水につけて保管していたのが伺い知れます。
現在の店の様子はすっかりと変わりました。
古い写真の屋根の真ん中から見えている木の葉っぱ
未だに、敷地内で元気にしています。
タブノキという巨木です。
天橋立の智恩院のお庭にもタブノキがご神木として祀られていましたよ。
我が家のタブノキも大事にしないといけませんね。
ちょっと長くなって来ましたので、この続きは「その2」へ続きます。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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